Gmailで使用可能な別名アドレス(エイリアス)

Gmailでは1つのアカウントにつき1つのメールアドレスとなっています。別のGmailアカウントを取得することはできますが、同じアカウントでサブアドレスのようなものを取得することはできません。

  

ただ1つのメールアドレスでも使い分けができるような仕組みがGmailで用意されており別名アドレスのように使用することができる“エイリアス機能”というものがあります。

  

この機能を使えば、多くのメールアドレスを作ることができる上、全て同じメールボックスに届くので非常に便利です。

  

ここではGmailで使用可能な別名アドレスについて解説します。

  

1. ユーザー名+任意の文字列
2. ドット(ピリオド)の有る無し
3. googlemail.comドメイン

  

  

◎ユーザー名+任意の文字列

Gmailではご自分のユーザー名の後に「 + 」を付けた上で任意の文字列を付け加えたものも使用することができます。例えば自分のメールアドレスが「matissesample@gmail.com」だった場合、「matissesample + 任意の文字列@gmail.com」のようなメールアドレスも使用できます。具体的には次のようなメールアドレスです。

  

●matissesample+info@gmail.com
●matissesample+school@gmail.com
●matissesample+office@gmail.com

  

元になっている「matissesample@gmail.com」の別名ですので、これらのメールアドレス宛てに届いたメールは全て「matissesample@gmail.com」に届きます。

  

せっかく別のメールアドレスにしたのに同じメールアドレス宛てに届いてしまうなら意味が無いと思われるかもしれませんが、Gmailのフィルタ機能を使って送信先のメールアドレス毎に異なる動作をさせることができます。

  

問い合わせ先メールアドレスを公開する時に、それぞれ異なる文字列を追加したメールアドレスを公開しておけば、受け取ったメールの送信先メールアドレス毎にフィルタを設定して振り分けを用意に行うことができます。

  

  

◎ドット(ピリオド)の有る無し

Gmailではメールアドレスのユーザー名部分について、ドット(ピリオド)の有る無しが違うだけのメールアドレスは同一として扱われます。例えばGmailで取得したメールアドレスが「matissesample@gmail.com」だった場合、「matisse.sample@gmail.com」など次に記載するようなメールアドレスは全て同じメールアドレスとして扱われます。

  

●matissesample@gmai.com
●matisse.sample@gmai.com
●mati.sse.sample@gmai.com
●ma.ti.ss.es.am.ple@gmai.com

  

その為、Gmailでは誰かが「matissesample」という名前でアカウントを作成すると、他の人は「matisse.sample」などのようにドットの違いだけのアカウントは取得できません。逆に誰かが「matisse.sample」というアカウントを取得したら他の人は「matissesample」というアカウントは取得できません。

  

ただしドットは連続して使ったり、@ の直前には使用できません。その為、下記のようなメールアドレスは使用できません。

  

●matisse..sample@gmai.com
●matissesample.@gmai.com

  

こちらは相手によって使い分けるというよりも自分がドットを入れたり消したメールアドレスを使いたくなった場合に自由に変更できるという使い方になるのではと思います。

  

◎googlemail.comドメイン

日本でGmailを利用する場合メールアドレスは「username@gmail.com」の形式ですが、ヨーロッパの一部の国では「username@googlemail.com」のようにドメイン名が「gmail.com」ではなく「googlemail.comが使用されています。日本の場合は通常「gmail.com」の方を使用していますが、「googlemail.com」も使用することができます。

  

日本で取得できるGmailアカウントは「username@gmail.com」のものだけです。ただこのGmailアカウントを取得すると自動的に同じユーザー名を使った「username@googlemail.com」も使用できるようになります。この二つのメールアドレスは同じメールアドレスとして扱われます。例えば、「matissesample@googlemail.com」宛てのメールは全て「matissesample@gmail.com」に届きます。

  

●matissesample@gmai.com
●matissesample@googlemail.com

  

こちらは実際に使用するというよりも、こういった利用も可能という程度に覚えておかれれば宜しいのではないかと思います。

  

◎クラウド型のメールアドレスの魅力

Gmailなどをはじめとする「クラウド型」のメールアドレスのメリットは、ただメールアドレスが多く作れることだけではありません。

最大の魅力は
●セキュリティ対策が強固なこと
●メール保存の容量が大きいこと
●どのデバイス(端末)からもアクセスできること

 

もしもパソコンが故障してしまっても、たいせつなメールは全てサーバーにあるので安心です。

そして何よりも、セキュリティがしっかりしていることです。中途半端なセキュリティ対策をしているパソコンでは簡単にウイルスに感染したり、ハッキングされてしまう可能性がありますが、Googleはセキュリティ対策が京子なのでその点は安心できます。

  

マチスアカデミーさかおり校では、今回紹介したような、ウイルス対策、セキュリティ対策などパソコンやスマートフォンを使用するうえで最低限知っておきたい基礎知識などを学ぶことができます。

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