デザインの学校 DTPデザイン応用編 パッケージデザイン制作例

皆さんこんにちは。今回はペットボトルのパッケージデザインの制作をご紹介します。

「サントリーBOSS ZERO STYLE」のパッケージのコピーを制作しました。

DTP応用 パッケージデザイン

1.ボトルサイズを測る
まずはボトルのサイズを測定します。
ボトルによって周囲や高さが違いますので、作りたいボトルの正確なサイズを出しておくことが大切です。

今回は350mlのくびれているボトルです。
くびれているボトルでも、長方形でデザインしていきます。
ペットボトルのように、フィルムがぴったり張り付いているものは、「シュリンク包装」といって、熱収縮性プラスチックフィルムを熱で被包装物にぴったり貼り付けています。
デザインするときは熱を当てる前の長方形で作っていきます。

2.ガイドを作成
ボトルのサイズが測れたら、ガイドを作成します。
このとき、必ず等倍で作成します。
ラベルは貼り付けるので、当然のりしろが必要になってきます。
のりしろ部分をきちんととっておかないと、文字が切れてしまったり、写真が中途半端に・・・なんてことがないよう注意しましょう。

3.文字やイラストを描く
パッケージの顔となるのがフォントやイラスト。
今回は完全コピーを目指すので、できる限り似ているフォントを使っていきます。
シアーやサイズ、配置など細かいところまで似せていきます。

ボスの場合は、ロゴマークにもなっているパイプをくわえた男の人をペンツールでトレスしていきます。一見簡単そうに見えますが、手書き風に見えるよう、パス(アンカーポイント)を多めに作ってトレスします。パスが少ないと角がカクカクしてしまったり、細かいところをうまく表現できないので丁寧にトレスしていきます。

4.裏面を作る
さて、表ができたら裏面を作っていきます。
裏面は成分表示や商品の詳細な情報が載っています。
文字ばかりなので簡単かと思いきや、文字端をそろえるのが結構大変。カーニングトラッキングを駆使してきれいに揃えていきます。
行送りのポイントも均一にして、小さい文字でも読みやすくなるようにします。

リサイクルマークの「PET」や「プラ」はフリーのベクター素材があるので、それをダウンロードして配置します。
バーコードもWEBで簡単に作成できるものがあるので、それを利用します。

5.印刷が何色でされているのか確認する
パッケージデザインで大切なのが印刷色数。
パッケージの印刷に使われる色の殆どが特色です。
色指定がきちんとされていないと正しく印刷されないので、印刷色見本帳などで近い色を探っていきます。

色指定について
例えば特色(DICやPANTONECOLOR)を使った印刷物であれば、特色の部分をほかの色に置き換えて指定します。
例えば特色DIC619を使いたい場合は、
DIC619をシアンに置き換えてデータを作成します。
入稿データには、C=100→DIC619 と記述します。

また、ペットボトルのラベルは透明なフィルムに印刷しますので、白い色を出したい場合は、白を指定しなければいけません。ここが紙の印刷物と異なります。いつもの印刷物と同じようにデータを制作したら白いはずの部分が透明に・・・なんてことがないよう、白を指定したい部分にはきちんと白を指定しましょう。
また、分かりやすいように、透明の部分も透明と書いておくと良いでしょう。
普段自分が飲んでいるもののラベルが何色印刷なのか?
ちょっと注意して観察してみるとパッケージデザイナーとして目が養われていきますよ!

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